市中の山居
先日お引渡しさせて頂いた和食店
「建築の箱の中にもう一つ建築を建てる」
現場を視察した際に感じたことが偶然にも藤川と重なりました。
コンセプトは、現代の「市中の山居」
かつて、千利休などの茶人たちは、都会の生活のなかに自然に近い空間をつくることによって、理想の暮らしを仕立て、その対比を楽しみ、こころを解放していました。
そんな空間に習い、大都会の喧騒の中に、心を静かに落ち着かせる別世界を想像しました。
外露地から内露地へ、内露地から茶室(=店内)に入るように考えられた空間は、贅沢な余白を創りだす反面、店主の動線をよりコンパクトにする利点もあります。
「ここからは僕たちの番です」
そうおっしゃってくださった店主の気持ちがとても嬉しく思いました。
これからも施主と切磋琢磨できる信頼関係、期待を超えるようなものづくりができるよう頑張ります。
お引渡し
先日進行中の和食店 無事お引渡させていただきました。
今ある店舗が少し手狭になってきたということで、昨年より物件探しから一緒に携わらせていただきました。
お施主様の想いや移転を楽しみにされている顧客様の期待を背負って。
何度も詳細を検証し創り上げていきました。
中庭に積もる雪がとても美しいです。
安にディテール(=細部)を切り取るのではなく、場所性とお施主様の想いをアウトライン(=全体)に表現しました。
そのバランスこそが永く愛されるのだと思っています。
おじさんの見立て
夜、仕事をしていると打ち合わせのついでにお菓子を大量に持ってきてくれる優しい職人さんがいます。
おじさんのたくさんの気持ちがこもった駄菓子のチョイス。
嫌いじゃないです。いや、むしろ好きかも。
いつもありがとうございます。
発見
年が明けてすぐの現場調査で向かった先はとても気持ちのいい場所でした。
近くの神社の欄干
仕事を通して知らなかった素敵な土地を知ることができてちょっと得した気分になります。。。
中にいると気づかなくても、外から見るととても魅力のあることって意外と多いですよ。
そんなところを引き出していくのも私たちのお仕事だと思います。
マテリアル -S house-
昨年より計画中の戸建てリノベーションの仕上がおおよそ決定しました。
胡桃が大好きな可愛い男の子のためにつくりました(笑)
素敵なご家族に素敵な空間を、心を込めて・・・
画像は空間イメージのマテリアルで、実際は大~きなボードにわかりやすくマテリアルを貼っていきます。
全てを伝えるのは難しいですが、なるべく細かく説明し、ニュアンスを共有できたらとおもいます。
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