Helsinki

最後は日本に戻るためフィンランド ヘルシンキに立ち寄りました。
こちらには約1日の滞在だったため、行きたかったアアルトの自邸やアトリエなどは行けませんでした。(残念)
でも今回フィンランドに立ち寄ることで、今度はゆっくり来ようという思いが強くなりました。

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中央駅

フィンランドといえばマリメッコやムーミンなど可愛らしい印象がありますが、街全体は本当に美しいです。
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道路も広く石畳が美しいです。

フィンランドといえばアルヴァ・アアルト。
まず訪れたのは1969年竣工のアカデミア書店。
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トップライトからのやわらかい光が書店全体を包み込みます。

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この書店には「カフェ アアルト」というカフェがあり、こちらで朝食をとりました。
アアルト デザインのペンダントランプ「ゴールデンベル」

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ヘルシンキの中央駅から10分程歩くだけでこんなにも壮大な建築物に出会えます。
こちらは岩の教会と言われているテンペリアウキオ教会。
氷河期から残る天然の岩をくり抜いて造られています。
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岩肌をそのまま残し、絶妙な角度から射し込む光がより神秘的で静寂な建築にしています。
地形を理解して自然に逆らうことなく受け入れる。すごく大事なことを学びました。

今回の研修旅行は、世界を近いものと感じさせてくれた旅でもあり、
今後のイランイラン、そしてイランイランの大事にしているものを再確認できた旅でもあります。
これからもナチュラルでちょっと刺激のあるイランイランのデザインを提案していきたいと思います。

よろしくお願いいたします。

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引き続きデンマーク コペンハーゲンについて
少し早起きをして向かった先は、「ベルビュー・ビーチ」
ここはアルネ・ヤゴブセンが街全体のデザインを手掛けたリゾート。
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ベルビュー・ビーチの監視塔。
サイズといい、青い3本ラインもなんとも可愛いらしい。
外気温約5℃のビーチには誰もいないだろうと思っていましたが、こちらの方の健康法でしょうか?
朝から水着で飛び込む人がちらほら。。。
コートを着ていても寒いのに水着って・・・
「寒くないの?」と聞いてみましたが、震えながら「寒くないよ」って。
そんな日常にヤコブセンのデザインが溶け込んでいるのも、この街をみんなが愛しているからだと感じました。

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1934年竣工の「ベラヴィスタ」
ヤコブセンが30代前半という若さでこちらを建てました。
イランイランももっと頑張らないと!と刺激を受けました。

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ベラヴィスタの隣にはヤコブセンが晩年を過ごしたという「スーホルム」
ヤコブセンはこの海が最も綺麗に見える部屋で過ごしたとか。
1950年代竣工
「ベラヴィスタ」とも全く思考が変わり、
また今から60年以上前に建てられたとは思えないほど、モダンで美しいテラスハウスです。
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ヤコブセンをいたるところで感じることができた場所でした。

続いて今回の旅で一番行ってよかったおすすめの場所は「ルイジアナ現代美術館」
世界一美しい美術館といわれています。
1856年に建てられた邸宅をリノベーションしたこちらの美術館は、屋内だけでなく広大な自然の中にヘンリー・ムーアやアレクサンダー・カルダーのスカルプチャーアートが点在しています。
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こんなにも大人から子供まで気軽にオープンな美術館はあまり見たことがありません。
「美術館に遊びに行く」
そんな考え方ができる美術館が日本にはいくつあるだろうか。
こんなにもアートが身近で、建築がナチュラルに溶け込み、そして誰に対してもオープンな美術館が身近にあるだけで地元の人は大きな誇れるものを持つことができます。
そんな空間を創りたいと強く感じさせてくれました。
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観光客だけでなく、地元の家族連れがたくさんいました。
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子供向けのワークショップも何か所も点在され、きれいな庭園からの光が美しく射し込んでいました。
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子供たちはこのペンキまみれのスモッグをかぶって、一生懸命ものづくり。
すごく可愛いらしかったです。

こんな施設、空間創ってみたいですね。
どなたかお声掛けいただけましたら、ご提案させていただきます☆

デンマーク コペンハーゲンで思ったこと。
デザインやアートが人々の日常の中にあり、それが自然でそしてみんながそれを愛していること。
デザインが特別なことではなく、当たり前なこと。
当たり前にいいデザインがそこにあるから、知らず知らずみんなが幸せを感じることができる。
デザインのもたらす幸福度は数値では測れないけれど、
「世界一幸福度の高い国」に3年No.1に選ばれていることを考えると、すごく大事なことだと思いました。

最後はフィンランドはヘルシンキへ行きました。
延べ1日の滞在でしたが、こちらも全く違う北欧を味わうことができました。
お楽しみに。

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ストックホルムに続いて向かったのは、デンマーク・コペンハーゲン。
デンマークといえばアルネ・ヤコブセン。
家具デザイナーとしても有名なデンマークを代表する建築家です。
当然ヤコブセン建築も堪能してきましたが、その他にもデンマークには素晴らしい建築、そしてデザインがたくさんありました。

今回デンマークでは初の民泊というものを利用しました。
民泊といってもアパートメント1室を貸し切るというなんとも贅沢(でもホテルより安い)なかんじです。
現在日本でもいろいろ問いただされている民泊。興味もあったのでまずは体験してみました。
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とても綺麗なアパートメント。
豪華ではないけど、楽しそうな生活が垣間見れます。
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キッチン 
かわいらしいですね。

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ここに泊まった方々のホストへのお礼メッセージなどがあります。
ちなみに日本からは私たちが初めてだったそうです。
色々不安もありましたが、今回は素敵な民泊ができました。

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コペンハーゲンは自転車大国です。
想像以上の自転車の数に驚きました。
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電車の中
交通手段を考えても、自転車がないと不便さを感じるくらい自転車が一番の交通手段です。
当然レンタサイクルも充実してます。しかもすべてクレジット払いのナビ機能付きタブレットが備わっています。

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王立図書館 新館 通称ブラック・ダイアモンド
このモダンなブラック・ダイアモンドを通り抜けると旧館の王立図書館につながります。
当時は賛否両論あったブラック・ダイアモンドですが、モダンな新館から歴史のある旧館へとタイムスリップしたような感覚にさせる素晴らしい建築だと思いました。
より旧館の重みを感じることができると思います。
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閉館時間ぎりぎりだったらしかったんですが、警備員さんが特別に中を案内してくれました。
今回の研修は、本当にいい人たちに出会いました。

打ち合わせの時間が近づいてきましたので、続きはまたすぐアップします。

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先日少しお休みを頂いて、研修旅行に行って参りましました。
スエーデン → デンマーク → ヘルシンキを回ってきました。
建築、インテリア、ランドスケープ、家具はもちろん、自然の色調や人柄などたくさんの面でインプットができました。
それにイランイランを見つめ直すいい機会となりました。

まず向かったのはスウェーデンはストックホルム。
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北欧の中でも街も人もスタイリッシュな印象でした。

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必ず訪れたかったのはこちら。
グンナール・アスプルンド氏とシグルド・レヴェレンツ氏設計の「森の墓地」
「人は死ぬと森に還る」というスウェーデンの人々の思想が表現されており、広大な自然を最大限壊すことなく創り上げたこの「森の墓地」は、私の持つ墓地のイメージとはかけ離れたものでした。
朝日とともに愛犬と散歩している人たちがたくさんいます。
生きている人たちにとっても憩いの場であり、日常の一部となっています。
とても素敵な場所でした。

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フォトグラ-フィスカ
ちょうどアントンコービンの写真展が開催されていました。
アントンコービンは、ニルヴァーナ、トムウェイツ、ローリング・ストーンズなど数々のアーティストを撮り続けたフォトグラファーです。
展示も良かったですが、アートを日常の一部として捉えている方が多い印象でした。
最上階のレストランは深夜まで賑わっていました。

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こんなに素敵なベーカリーがあったり

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朝から賑わっているカフェがあったり
街もキレイでとても住みやすい印象でした。
必ずノートを持ち歩くのですが、アイデアストックや街の印象などなど、書き記したいものがたくさんあり、カフェに入ってはメモしたりしてすごく刺激的な街でした。

今度は、コペンハーゲン。そしてヘルシンキと綴っていきたいと思います。

そして今は日常に戻り、いろんな現場が着工しました。
なかなかブログが追いついていない状況ですが・・・
またその様子もUPしていきたいと思います。

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本日お引渡し完了しました。
黒川 かきのすけ
焼き牡蠣を中心に牡蠣料理と美味しい野菜が食べられるお店です。

3年前にイランイランでお仕事させていただいた「厨 一里」→のお隣に新しい業態をオープンするということで、今回もまたお話いただきました。
ありがとうございます!
「厨 一里」さんとカラートーン・質感を合わせつつ、牡蠣の柔らかさをイメージして柔らかい印象に仕上げました。
同じカラートーンでもこんなにも印象が変わるというところを感じていただけたら嬉しいです。

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店内はオープンな空間ですが、他のお客様がなんとなく気にならない距離感を保っています。

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10/3(月)OPENです。
黒川ガスプラザB1F
詳細はこちら→☆

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