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引き続きデンマーク コペンハーゲンについて
少し早起きをして向かった先は、「ベルビュー・ビーチ」
ここはアルネ・ヤゴブセンが街全体のデザインを手掛けたリゾート。
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ベルビュー・ビーチの監視塔。
サイズといい、青い3本ラインもなんとも可愛いらしい。
外気温約5℃のビーチには誰もいないだろうと思っていましたが、こちらの方の健康法でしょうか?
朝から水着で飛び込む人がちらほら。。。
コートを着ていても寒いのに水着って・・・
「寒くないの?」と聞いてみましたが、震えながら「寒くないよ」って。
そんな日常にヤコブセンのデザインが溶け込んでいるのも、この街をみんなが愛しているからだと感じました。

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1934年竣工の「ベラヴィスタ」
ヤコブセンが30代前半という若さでこちらを建てました。
イランイランももっと頑張らないと!と刺激を受けました。

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ベラヴィスタの隣にはヤコブセンが晩年を過ごしたという「スーホルム」
ヤコブセンはこの海が最も綺麗に見える部屋で過ごしたとか。
1950年代竣工
「ベラヴィスタ」とも全く思考が変わり、
また今から60年以上前に建てられたとは思えないほど、モダンで美しいテラスハウスです。
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ヤコブセンをいたるところで感じることができた場所でした。

続いて今回の旅で一番行ってよかったおすすめの場所は「ルイジアナ現代美術館」
世界一美しい美術館といわれています。
1856年に建てられた邸宅をリノベーションしたこちらの美術館は、屋内だけでなく広大な自然の中にヘンリー・ムーアやアレクサンダー・カルダーのスカルプチャーアートが点在しています。
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こんなにも大人から子供まで気軽にオープンな美術館はあまり見たことがありません。
「美術館に遊びに行く」
そんな考え方ができる美術館が日本にはいくつあるだろうか。
こんなにもアートが身近で、建築がナチュラルに溶け込み、そして誰に対してもオープンな美術館が身近にあるだけで地元の人は大きな誇れるものを持つことができます。
そんな空間を創りたいと強く感じさせてくれました。
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観光客だけでなく、地元の家族連れがたくさんいました。
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子供向けのワークショップも何か所も点在され、きれいな庭園からの光が美しく射し込んでいました。
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子供たちはこのペンキまみれのスモッグをかぶって、一生懸命ものづくり。
すごく可愛いらしかったです。

こんな施設、空間創ってみたいですね。
どなたかお声掛けいただけましたら、ご提案させていただきます☆

デンマーク コペンハーゲンで思ったこと。
デザインやアートが人々の日常の中にあり、それが自然でそしてみんながそれを愛していること。
デザインが特別なことではなく、当たり前なこと。
当たり前にいいデザインがそこにあるから、知らず知らずみんなが幸せを感じることができる。
デザインのもたらす幸福度は数値では測れないけれど、
「世界一幸福度の高い国」に3年No.1に選ばれていることを考えると、すごく大事なことだと思いました。

最後はフィンランドはヘルシンキへ行きました。
延べ1日の滞在でしたが、こちらも全く違う北欧を味わうことができました。
お楽しみに。

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